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企業様にお伝えしたい話(日々運転してる方にも読んでほしい)

本日のブログは、少しまじめなお話をします!

でもすごく大事なことなので是非読んでください(^^)/

 

近年、事故・違反に対する社会情勢が大きく変化しており、最近ではあおり運転に対する罰則(妨害運転罪(あおり運転))の規定もできるなど運転者を取り巻く状況はめまぐるしく変化しています。


また、企業側(特に運送業や配送業などに多い)も大多数の社員を抱えるリスクを避ける為に、社員ではない個人に委託して業務を執り行わせるスタイルが増えてきています。​


そこで問題となるのが、自社の社員や委託先の個人業者などが事故にあったり、違反を犯した時に企業側が受ける損害リスクです。

 

ここである一つのケースを例に出してみます


ある小規模運送企業の配送社員が事故を起こしました。

理由は止まれの標識の見落としによる交差点事故(互いに直進)です。

その事故は運送会社のトラックと軽自動車で起きました。トラックの運転者が止まれを見落として交差点に進入し衝突。トラックは事故による衝撃でフロント部分の一部が破損しましたが運転者は軽いけがで済みました。しかし、相手側の軽自動車は大破し運転者は後遺症の残る大けが。

その後、トラック運転者の過失による事故と判断され、運転者は運転免許の取消と禁固刑となりました。


さて、企業側はどうなったかというと…被害者への損害賠償は車両保険で対応し、積み荷に関しても保険で対応できたのでお金に関する問題は解決できました。しかし問題はその他にもありました。その事故により取引先の信用を失い、受注していた依頼もキャンセルが相次ぎ、創業からまだ歴史のなかった会社は失った信用を取り戻すことは出来ずそのまま倒産してしまいました。


このお話は実話です。


一つの事故が一人の健康な身体を奪うとともに、その後会社へ被害が波及していく様子が見れる事故です。

 

このケースでは、社員の一人が起こした事故で会社が倒産するという最悪なケースでしたが、倒産まで行かなくても取引先の信用ダウンや企業イメージの大幅ダウンは免れません。


事故を起こした社員は運転技術が低かったというわけではなく、少しだけ安全意識の低下がみられただけです。


運転というものは日々行っていると、生活の一部として身体に馴染んでいくものです。もちろん技術の向上には慣れも必要なのでよい事ではあります。

しかし、反面運転に慣れていくとちょっとした事が大雑把になったり、自分主体の理不尽な考え方が芽生えてくるのも事実です。


また、運転というものは運転免許を取得する際には教習カリキュラムや試験をすることにより教育を行うが、その後は適宜教育を受ける機会がないことも問題です。


運転者が都度きちんとした安全運転教育を受けていれば避けられた事故はたくさんあります。


今一度、企業や個人が安全運転をするためにはどうするのか、という課題について考える時間を設けることが必要なのです。

 

運転免許アカデミー沖縄では、個人や企業様向けの安全運転講習を行っております。

実車での運転講習となりますので、運転者本人の癖や運転パターンなどを指導員が把握し、その都度必要な是正を行う事により、事故・違反に会わない近づかない運転者育成を目指します。


また、企業様への講習の場合は、運転者本人のみならず運転適性表を通して上長への報告も適宜させていただくので、社内で運転者の情報を共有できます。



社会全体で一つでも交通事故を無くしていく努力を一緒に行いましょう!




今回のブログはこれで以上になります。


それではまた(^^)/




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